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4/24入院…
4月24日午前7時半頃、家を出て100m程のところで倒れた。胸に不快な痛みを覚えてうずくまったところまでの記憶しか無い。そこで気を失い、地面に頭を打ちつけたようだ。近所のKさんがこれをみかけて家に知らせて下さり、いち早く駆けつけた長男Rが救急車を要請した。
Rには、父親の呼吸が止まっているように思われた。思わず『おとう!』と呼びかけ乍ら体を揺すり、周囲の人に止められたらしい。確かにこれは適切な行為ではなかっただろう。だが、これにより私は気絶したまま鼾をかきはじめる。Rの行為が偶然気道を確保したのだろうか?とにかく死の淵から戻ったことは間違いなかった。
救急車には妻が同乗した。Rは泣いている次男Nを宥めて学校にいかせた後、警察の事情聴取に応じた。父親は元通りには戻らないかもしれないと覚悟していた。
M病院に搬送された私はMRI検査を受けたが、異常無しとされる。意識を取り戻した私は頭痛を訴え、医師は薬剤投与による対症療法を試みるが、改善されない。更に強い薬剤投与となるところ、妻が再検査の実施を訴え、CTの結果、脳の内外に二カ所の出血が見つかった。この件について最初に説明したのは医師でなく看護士だったらしい。この時点で妻は知り合いの医師に相談し、家の近くのK病院に入院の手続きをとる。4月28日M病院を退院し、K病院に入院。この時、そもそも何故倒れたのか?については何もわかっていなかった。私の記憶も曖昧な4日間だった。(続)
by mop-sakai | 2009-05-16 12:56
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